星の動物クリニック　院長の日誌

全国高校野球選手権も今日開幕しました。

久しぶりの真夏日です。

こんな日は犬の熱中症にご用心ですよ。


犬の熱中症は急激に体温が高くなり、よだれを出してハアハアと息苦しそうにします。

進行すると意識もなくなり、ショック死することもあります。

応急処置としては、とにかく冷水を全身にかけて冷やすことです。

落ち着いたら早めに動物病院に受診することです。


絶対禁止なことは

・車の中に犬を放置すること。
・閉め切った室内での留守番（クーラーをつけないで）。
・直射日光が当たる屋外での飼育。
・暑い日の散歩（アスファルトからの輻射熱は相当なもの）などです。

またこの時期はフードの管理もしっかりしましょう。

缶詰は開けたら冷蔵庫で保管しましょう。

ドライフードは脂肪分が酸化して有害になりますので、夏の間は小さめの袋で購入するといいですね。

フードの容器も食べ終わったら、こまめに洗いましょう。

バイ菌が増殖しやすい時期でもありますから。


犬は人間よりも体温も高く汗腺もありませんので、エアコンのきいた室内飼いが最適かと思います。

老齢犬や循環器等の持病のあるワンちゃんは特に注意が必要ですね。



もちろんウチの犬もエアコンの部屋で夏をエンジョイしています。