2011年10月05日

犬の避妊手術

犬の避妊手術

今日避妊手術したコーギー犬です。
この飼い主様はこの手術をするかしないかで相当迷われました。


避妊手術の適した時期は第1回の発情前が理想です。
品種や個体によっても異なりますが、おおよそ生後6カ月くらいがベターかと思われます。


手術の最大のメリットは老齢期におこる「乳腺腫瘍」や「子宮蓄膿症」などの病気にかかりにくくすることです。
「乳腺腫瘍」は乳腺にできる腫瘍のことで、悪性だとガンといいます。
「子宮蓄膿症」は子宮に膿がたまる病気でどちらも性ホルモンが出続けることで起こりやすくなる病気です。
ですから手術によって予防することが期待できます。

「乳腺腫瘍」の予防に関しては初めての発情の前に手術すれば99.5もの予防が期待できます。
1回発情後では92%。2回発情後では74%に下がって2歳半からではほとんど効果がありません。

今回のこのワンちゃんは1回の発情後です。
やはり飼い主様となれば、ワンちゃんのこどもが欲しいという願望があったり、手術はかわいそうだという気持ちもあるのも当然かと思います。
迷うのも無理はありません。

家族みんなで話し合って決めることが重要かと思います。

手術後にこのワンちゃんのこどもが欲しかったと言われても困りますからね。


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Posted by jimmy at 17:02│Comments(0)
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