2011年12月19日
猫の慢性腎不全
今日入院した15歳の猫ちゃんです。
この画像で被毛の劣化がわかりますか。
今年6月に慢性腎不全と診断し、飼い主様も仕事の都合上なかなか来院できないので食餌療法のみで看ていた猫です。
昨日1日行方不明となり食欲不振と脱水が激しく来院しました。
飼い主様の要望で入院しました。
脱水・食欲不振・嗜眠/抑鬱 ・体重減少・多尿/多飲 ・嘔吐
猫の慢性腎不全の主な症状です。
猫の慢性腎不全は、猫が高齢になると最も発症しやすい病気として有名です。
猫の腎不全は心不全と同様に治る病気ではありません。
でもあきらめる必要はありません。治療していけば生存期間を延長することができます。
そのために早期発見、早期治療が重要となります。
元気なうちから健康管理、定期検査は必要ですね。
まだまだ元気!が一番の見落としになりかねません。
Posted by jimmy at 16:26│Comments(0)
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