2012年08月28日

熱中症にまだまだご用心

残暑がまだまだ続きそうな昨今、ここにきて熱中症の犬猫の来院が多いようです。

ここ数日来最悪のケースも数件ありました。



犬は皮膚から汗をかきませんので、体温調節は呼吸でするしかありません。

ハアハアと呼吸していて口の中が熱いと感じたら熱中症を疑いましょう。

その他くたびれた感じやだるそうな感じ、食欲がなくなるといった症状も特徴の一つです。



さらにひどくなると、嘔吐や下痢といった症状を呈します。

高齢犬の場合は気づくのが遅いと、認知症といった後遺症が残る場合もありますから要注意です。




今日も15歳のワンちゃんが、嘔吐を繰り返すということで往診しました。

やはりこの暑さが要因と考えられる軽度の神経症状が見受けられました。


この犬は外飼いで、犬小屋は日陰にあるのですが風通しの悪いところでした。


飼育環境を今一度見直すことをオススメします。


この熱中症に関して9月末までは油断できないと思います。




熱中症にまだまだご用心

散歩中にドングリを発見。

秋の気配がだんだんとしているのですが・・・。


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Posted by jimmy at 15:42│Comments(0)症例
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