2013年02月19日
歯石をほっとかないで!
今年10歳になるミニチュアダックスの男の子です。
口が臭いということで歯石除去の依頼がありました。
この子は過去3年で2回歯石を取っています。
性格がきついため、診察台の上では口の中を見せてくれません。
まずは血液検査で麻酔が可能か調べました。
結果は少しの脱水症状があるのみでまず大丈夫と判断しました。
麻酔をかけてやっと口の中を見ることができました。
まったく白い歯が見受けられません。すべての歯に歯石がベッタリです。
歯根部からはチーズ様の膿が確認出来ました。
歯石を取ると案の定グラつく歯ばかりです。
こうした歯は抜歯する必要があります。
合計13本の抜歯となりました。
抜いた後の抜歯痕にも膿が残っています。
残った歯の歯周ポケットはかなり深く、そこには抗生物質の軟膏を注入しました。
もちろんハグキの炎症もひどいものでした。
アフターの画像は今回は飼い主様だけに見せることにします。
歯石はバイ菌の塊です。
口の中にバイ菌を飼っているようなものです。
高齢の子が増えてきたため歯や口腔内のトラブルで来院される方が犬猫とも増えています。
老齢の子の飼い主様、今一度お口の中を覗いて見てください。
当然異臭があったり、食べる時に口を気にしているようでしたら動物病院を受診してくださいませ。
口が臭いということで歯石除去の依頼がありました。
この子は過去3年で2回歯石を取っています。
性格がきついため、診察台の上では口の中を見せてくれません。
まずは血液検査で麻酔が可能か調べました。
結果は少しの脱水症状があるのみでまず大丈夫と判断しました。
麻酔をかけてやっと口の中を見ることができました。
まったく白い歯が見受けられません。すべての歯に歯石がベッタリです。
歯根部からはチーズ様の膿が確認出来ました。
歯石を取ると案の定グラつく歯ばかりです。
こうした歯は抜歯する必要があります。
合計13本の抜歯となりました。
抜いた後の抜歯痕にも膿が残っています。
残った歯の歯周ポケットはかなり深く、そこには抗生物質の軟膏を注入しました。
もちろんハグキの炎症もひどいものでした。
アフターの画像は今回は飼い主様だけに見せることにします。
歯石はバイ菌の塊です。
口の中にバイ菌を飼っているようなものです。
高齢の子が増えてきたため歯や口腔内のトラブルで来院される方が犬猫とも増えています。
老齢の子の飼い主様、今一度お口の中を覗いて見てください。
当然異臭があったり、食べる時に口を気にしているようでしたら動物病院を受診してくださいませ。
Posted by jimmy at 15:35│Comments(0)
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