2016年11月16日
メス猫の避妊手術
今日避妊手術をした「トラちゃん」です。
女の子なのに「トラちゃん」とは...^^;
この子は5歳になります。
外飼いの子でもう何度も妊娠出産を繰り返してきました。
しかもその殆どが死産です。
やっと飼い主様も安心出来る事となりました。
こういったケースは珍しいのですが
通常避妊手術は生後5~7か月くらいの発情前が手術の適期です。
発情期になるとギャーギャー鳴いて落ち着かなくなるし
オスを探して外に出たがります。
外に出られないというストレスがたまってしまいます。
避妊手術は「乳腺腫瘍」や「子宮蓄膿症」といった病気を予防する役目もあります。
ただし生後1年を過ぎてしまうと「乳腺腫瘍」の予防効果はほとんどありません。
生後6か月くらいになったら動物病院で相談されるといいですね。
また不妊手術(去勢・避妊)後、一番気をつけなくてはならないのは肥満です。
手術した子はしなかった子に比べて肥満のリスクが2倍になるというデータがあります。
食事管理も重要になってきます。
現在は不妊手術済の子用のフードもありますからそうしたもので体重コントロールするといいでしょうね。
今日の「トラちゃん」手術後よく鳴いています^^;
2016年11月15日
不妊手術が続きます!
この春に産まれた猫たちの不妊手術が続きます。
この子は男の子ですので、去勢手術を行いました。
生後2か月・3か月とワクチン接種で来院されて
生後6か月を過ぎた頃が不妊手術の適期となります。
ですのでこの子とは3か月ぶりの再会です。
オス猫はおとなになると自分のテリトリーを主張するため強い臭いのオシッコを
壁などにあちこちにふきかける「スプレー行為」をすることがあります。
よそのお宅に行ってスプレーしてしまう子もいます。
発情期のメスが近くにいるとオスはメスを求めてどこかへ行って交通事故にあったり
他の子とケンカをすることもあります。
発情期のこういった問題行動は去勢手術で抑えられる可能性は大です。
また老齢期に起こりやすい「精巣腫瘍」や「前立腺肥大」などの病気を防ぐメリットもあります。
明日はメス猫の避妊手術の予定です。
メス猫の避妊手術のメリットはまた明日にでも書ければと思います。
今日は暖かかったせいなのかサワガニに遭遇しました。
2016年11月14日
持つべきものは友!
先週末の土曜日。
勤務医時代の先生方4名と食事会。

藤枝市のとあるホテルです。

美味しい料理で話も盛り上がりました。

同業でもあり、みな立派に開業しています。
仕事上の悩みなど共有することも少なくありません。
私より年齢はみな若いのですが、臨床経験は先輩です。
頼りになるメンバーです。
様々な場面で同じ思いを持って一緒になって、
支えてくれる「友だち(先輩)」のありがたさを実感した楽しい時間でした。
本日犬の子宮蓄膿症のワンちゃんの手術がありました。
血液検査上では麻酔に不安もありましたが
この彼ら達の助言で無事に手術をすることが出来ました。

手術後のワンちゃんです。
持つべきものは友ですね。
勤務医時代の先生方4名と食事会。
藤枝市のとあるホテルです。
美味しい料理で話も盛り上がりました。
同業でもあり、みな立派に開業しています。
仕事上の悩みなど共有することも少なくありません。
私より年齢はみな若いのですが、臨床経験は先輩です。
頼りになるメンバーです。
様々な場面で同じ思いを持って一緒になって、
支えてくれる「友だち(先輩)」のありがたさを実感した楽しい時間でした。
本日犬の子宮蓄膿症のワンちゃんの手術がありました。
血液検査上では麻酔に不安もありましたが
この彼ら達の助言で無事に手術をすることが出来ました。
手術後のワンちゃんです。
持つべきものは友ですね。
2016年11月01日
来月19歳

先月行われた島田大祭の一コマです。
3年に1度のお祭。
このワンちゃんは来月19歳になります。
飼い主様がこの写真を持って来てくれました。
前回3年前の写真がこちら

3年前から次(今年)の祭にも法被を着させてあげたいという
飼い主様と私たちの願いが叶いました。
かかりつけの獣医師として微力ながら長生きをサポートすることが出来て私も感無量です。
1日でも長く飼い主様との時間を過ごせることを祈るばかりです。