2016年12月16日

猫の腰椎欠損症

猫の腰椎欠損症

上の画像の腰椎に数字を記しました。

腰椎とは背骨の腰の部分にあたります。

普通は腰椎は7つの骨に分かれていますが、この猫は6つしかありません。

いわゆる「腰椎欠損症」です。


日本の猫のおおよそ30%がこのような子がいると云われています。

これは先天的なものでどうすることもできません。

ただ6本でも日常生活には問題となる事はほとんどないと考えられています。


腰椎欠損症のそのうちの30%くらいは神経の圧迫などで痛みが出たり

おしっこが出にくくなったり、排便が困難(便秘)になったりする場合もあります。


こうなると根治療法はありませんのでそれぞれの症状への対症療法しかありません。


レントゲン検査をしてもらった際には背骨の数を教えてもらうのがいいですね。



猫の腰椎欠損症

実はこのレントゲンは何を隠そう我が家の駄猫でした^^;

高いところにジャンプも出来なくなりましたし、軽度の痛みも伴っています。


光線照射療法で慢性疼痛を和らげているところです。

心地よい温熱感があり使用後温感が持続するという利点を有しています。

適応は幅広く、鎮痛、消炎はもとより創傷治癒促進、神経賦活などの作用もあり

高い治療効果が期待できます。


50肩と慢性腰痛に悩む私にもなくてはならない機器です^^;


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Posted by jimmy at 17:07│Comments(0)症例
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